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軽度の場合

ここでは、軽度の肝機能障害について説明します。初期症状や自覚症状がないと言われる肝機能障害を、一体どのように見つけるのか? そのヒントがここにあります。

肝機能障害の初期症状は出にくい

肝臓が“沈黙の臓器”と言われることは有名です。

その名のとおり、肝臓は障害が起きても自覚症状が出にくい臓器です。特に、軽度の肝機能障害の場合は、初期症状がまったく出ないと言っていいでしょう。

肝機能障害が進行し、肝硬変や肝臓がんに発展した場合でも、初期症状は、食欲不振、体重減少、全身の倦怠感、疲れやすいなど、慢性的な疲れや風邪の症状と変わらないので見つけにくい病気と言えます。

さらに発展すると、腹痛や腹水、黄疸(おうだん)などが出てきますが、こうなると症状がかなり進行してしまった状態なので要注意です。

肝臓がんの場合、がんが大きくなって初めてシコリを確認できるようになり、この時点ではかなり進行してしまっています。さらに肝臓がんは、腹膜をはじめ、リンパ節や肺、骨、副腎など、他の部分に転移するので、その時点でさまざまな症状が表れてきます。

このように、肝臓で自覚症状を感じるようになった場合は、すでに手遅れの状態である可能性が高いと言えます。

肝機能障害が発展すると、取り返しのつかない病気になってしまうので、軽度のうちに治療や改善を実行していく必要があります。

ちなみに、軽度の肝機能障害は症状こそありませんが、健康診断で出てくる数値によって見つけることができます。肝臓に関する数値が異常値であった場合には、食生活などを見直すことで、肝機能を改善していく努力をしましょう。

肝臓は沈黙の臓器。障害があっても自覚症状がないということを、肝に銘じておいてください。決して楽観視せず、速やかに行動を起こしましょう。

肝機能は、早め早めに改善していくことが重要です。

軽度でも見分ける!腎機能のチェック方法

肝臓は沈黙の臓器と言われますが、それでも症状が進行するにつれてさまざまな自覚症状がみられます。疲れやすさに加えて、食欲の減少などがみられた場合、すぐにセルフケアを開始し、アルコールなどを控えて食生活を整える必要があります。 「黄疸」などの症状が出ると、症状が比較的進行していることが考えられますので、速やかに専門医の診察をおすすめします。

疲労感・倦怠感

疲労感や倦怠感は、肝機能障害の初期症状の一つです。休んでいるのに休んだ気がしない、極端に疲れている、お酒を飲むと必ず疲れるといった場合には、肝機能が弱っている可能性があります。

食欲減退

肝機能が低下すると、食欲が減退する特有の症状が出る場合があります。食べようとしてもすぐに満腹になってしまう場合や、人によっては吐き気を催すこともあります。 肝機能低下が進み、急性肝炎などを引き起こしている場合も、食欲不振をきたす場合があります。

黄疸

黄疸は肝機能障害の代表的な症状の一つです。胆汁が正常に排出されず、ビリルビンと呼ばれる黄色い色素が全身に回って沈着するため、皮膚や目の白目などが黄色っぽい色に染まります。 黄疸が出ている場合は比較的症状が進行していると考えられるため、専門医を受診するようにしてください。

尿や便の色が変わる

肝機能に異常をきたしている時には、尿の色が通常よりも濃くなり、黄色から茶褐色へと変化します。水分をきちんと摂っているのに尿の色が濃い場合は、肝機能が低下しているおそれがあります。 また、便の色が灰色に変わっている場合にも、肝機能に何らかの問題がある可能性があります。

体中のかゆみ

肝機能障害が進むと、体にかゆみを感じる物質とかゆみを抑える物質のバランスが崩れ、脳がかゆみを誤認識してしまい、かゆみが出ることがあります。 皮膚などに発疹がなく、乾燥や皮膚病などを起こしていないのにかゆみが収まらない場合は、肝機能障害に原因が隠れていると考えることができます。

膨満感

お腹が張っているような感覚は、便秘症だけに限らず肝機能障害によっても引き起こされます。 お腹に何かが溜まっているような感覚や、下腹部が異様に膨れているような症状、お腹の右上だけが膨れているようなケースなどは、肝機能障害と判断する目安の一つになります。実際に腹水が溜まっている場合にも、膨満感のようにお腹が張ることがあります。

胸部の女性化

男性に特有の症状として、乳房が膨らむというものがあります。これは血中のエストロゲン(女性ホルモン)とテストステロン(男性ホルモン)のバランスが崩れ、男性ホルモンの機能が低下することによって起こるものです。

手のひらが赤くなる(手掌紅斑)

手のひらに大きくはっきりと赤い斑点がみられる、もしくは指先だけが痛みをともなわずに赤みを帯びている場合には、肝機能障害の可能性が考えられます。 手のひらだけに限らず、手のひらの中心以外が赤くなる、または手全体~手首の手前までが赤くなるなど、症状には個人差がみられます[1]。

クモ状血管腫

肝機能障害が進むと、首から胸にかけて、クモの形のような毛細血管の浮き上がりがみられることがあります。中央部に軽く隆起した1mmから~3mm程度の発疹がみられます。 血管腫の発症レベルには個人差があり、1ヶ所にのみ血管腫が出現する場合もあれば、首から胸元にかけてまばらに出現することもあります[2]。

飲酒量の減少

肝臓機能が低下すると、アルコールそのものを受け付けなくなり、飲酒量が自然と減少することがあります。その際は体の求めにしたがい、飲酒を控えて食生活を整え、安静に過ごしながら専門医を受診しましょう[3]。

出血傾向

肝機能が低下すると、血液を固まらせる凝固因子が肝臓で作られにくくなり、青あざ(皮下出血)しやすくなったり、鼻血や歯茎からの出血などが現れやすくなります。

【参考URL】

参考[1]:『紅斑・紅皮症』あたらしい皮膚科学
http://www.derm-hokudai.jp/jp/shinryo/pdf/9-01.pdf

参考[2]:『加齢で酒が弱くなるのはなぜ? 医師が語る2つの理由』日経Gooday
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO22361490X11C17A0000000?channel=DF140920160927

参考[3]:『肝臓と肝疾患、肝移植』信州大学
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/medicine/chair/i-surgery/shinryo/isyoku/liver-transplant

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