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重度の場合

肝臓が何らかの病気のサインを出すようになったら、それは肝臓が相当悪くなっているという証拠です。以下のような自覚症状がある場合は、肝機能障害がかなり進行している可能性が高いので、一日も早く病院に行きましょう。

重度な肝機能障害の自覚症状とは?

肝機能障害の自覚症状で、最初に感じるわかりやすい症状は、黄疸です。

皮膚が黄色みがかってきたり、目の白目の部分が黄色くなってきたと感じたら、それは肝機能障害の初期の自覚症状、黄疸かもしれません。同時に、全身がだるい、食欲がないと感じているようなら、可能性が高いでしょう。

さらに、肝機能障害が進行すると、肝硬変に発展し、さまざまな症状が表れます。

女性化乳房

「女性化乳房」は、肝機能が低下することにより、女性ホルモンを処理できず、その結果として男性の胸が膨らむ症状です。

手掌紅班

「手掌紅班」は、手のひらや指さきが赤くなる症状です。特に親指や小指の付け根に、濃い赤い斑点ができたら要注意です。

クモ状血管腫

「クモ状血管腫」は、首や肩、胸などに赤い斑点が現われます。クモが足を広げたような形に見えることから、このような名前がついています。

腹壁静脈の緊張

「腹壁静脈の緊張」は、肝臓の血流が悪くなることにより、血管が平常時より膨れることから、お腹付近の静脈が浮き出てくる症状です。

腹水

「腹水」は、お腹にガスたまる、体液がたまるなどでお腹が膨らむ症状です。

上記5つのほか、口がカビ臭いにおいを発する、足がつるなどの症状が出ることもあります。これらの症状が出た場合には、すでに肝機能障害が重度の域に達して、他の肝臓の病気に発展している可能性が高いです。

先ほども述べましたが、肝臓は沈黙の臓器。自覚症状を感じるようになったら、肝臓の障害はかなり進行しています。

少しでも気になる症状がある場合には、速やかに病院に行きましょう。

睾丸萎縮

女性化乳房同様、肝機能低下により女性ホルモンが処理しきれないことで起こる症状です。特に、アルコール飲料を頻繁に飲む人だと、血中のエストロゲン値が健常者の2倍近くの数値が出てしまいます。

睾丸萎縮は勿論ですが、前立腺萎縮・精子形成能力低下など生殖器の機能が著しく低下する症状が発症するリスクも高まります。

羽ばたき振戦

羽ばたき振戦は、患者がまるで鳥が羽ばたくような動きをすることから命名された症状です。肝機能低下により、脳の機能異常が引き起こされたことで、筋肉が勝手に緊張と弛緩を繰り返してしまいます。

手のひらを下に向けた状態でまっすぐ腕を前に出してから、手のひらだけを前に向ける動作が出来なくなります。冒頭で説明した通りの症状が現れたら、脳に異常をきたしている証拠となります。

デュピュイトラン拘縮

平たく言えば、手の腱が縮んで指が曲がる症状です。詳しい原因は、未だ解明されていません。特徴として、炎症の症状は生じにくいですが、手の平と指にかけてコブのようなものが生じ、皮膚をひきつらせて正常に手を広げにくくします。

ちなみに、デュピュイトラン拘縮は手だけでなく足にも生じます。

ほおの唾液腺

肝硬変の初期症状として現れるのが、全身の倦怠感・食欲不振です。そのため、口内の手入れを怠りがちになります。また、口内にも影響を及ぼし、ほおの唾液腺の働きを著しく低下させ、唾液の分泌量が減ってしまいます。

健全者と比較して、虫歯や歯周病の症状が発症するリスクが高まってしまうのです。ちなみに、肝硬変は血液を固める時に働くビタミンKの合成を阻害しています。そのため、口内の手入れ時に軽い歯周炎でも出血しやすくなります。

筋肉が衰える(萎縮)

一般的に高タンパク質高エネルギーの食品を食べる、運動を控えるのが肝臓系の症状を改善させるための常識でした。しかし、高タンパク質の物を食しても、筋肉はつかないばかりか脂肪に変えてしまい、余計に肝臓の働きを著しく阻害し、症状を悪化させてしまいます。

症状の度合いにもよりますが、歩行運動など適度に体を動かして筋肉をつければ、肝臓に負担をかけずに済みます。

 
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