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ALP値

肝臓検査で調べられるALPについて、その検査の意味や数値の見方などをまとめています。

ALPでわかる肝臓や骨の異常

ALPとは、アリカリホスファターゼという酵素のことをいいます。これは、肝臓や小腸、胎盤、骨などにたくさん含まれているもので、リン酸化合物を分解する酵素であり病気や損傷によってダメージを受けると血液の中に流れ出てしまいます。そこで、血液を採取してALPが血液中に漏れていないかを確認することで、肝臓や骨に何らかの損傷がないかを調べる検査を行います。

  • ALPの基準値
    100~354IU/L以下 正常
    355~400IU/L 少し高い…場合によって精密検査などを行う
    400IU/L以上 かなり高い…胆石、胆癌の疑いあり
    ※国際的に最も使われている単位での表示であり、文献によって若干の差があります。

ALPの数値を見る際には、GOTやGPTなどとの比較も行います。

ALPが高くてもGOTやGPTが正常な場合は、骨の病気の可能性があります。

ALP、GOT、GPTのすべての数値が高い場合、肝臓や胆道などの病気が疑われます。

ALP値検査の指針と疑われる病気

ALPの数値が上がっている場合、胆汁の流れが滞っている状態にあります。一般的には、ALPは肝臓を経由して胆汁と一緒になって胆管を通り十二指腸へと流れていきます。もしこの途中でなにかの以上がありきちんと流れることができなくなると、逆流したり損傷している場所から血管の中に漏れてしまうのです。

ALPにはいろいろな検査法がありますが、その中のアイソザイムを測定したときの目安を紹介しましょう。アイソザイムとは、分子構造が違うものの同じ機能をもった酵素群をいいます。この酵素群の中のどれが増えているのかを細かく精査して、病気の診断に使用します。

ALPアイソザイムは6つの種類に分類され、それぞれに疑われる病気も区分されています。

  • ALP1…閉塞性黄疸、限局性肝障害
  • ALP2…各種肝疾患、胆道系疾患
  • ALP3…骨の病気(健常小児に多い)、副甲状腺機能亢進症
  • ALP4…悪性腫瘍の一部、妊娠後期
  • ALP5…肝硬変、慢性肝炎、慢性腎不全
  • ALP6…潰瘍性大腸炎

この検査によって大体の目安を付け、そこからさらに適した検査を選択して正確な診断を行います。

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