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肝腎症候群

重度の肝臓疾患は、その働きに密接な関連のある腎臓に合併症を引き起こしがちです。ここでは、肝腎症候群の詳細と診断法、治療法について解説しています。

肝腎症候群の治療法

副腎症候群の治療は非常に難しく、肝硬変の末期の大きな死因の一つになっています。

肝腎症候群の治療には、まず一般の急性腎不全に準じてナトリウム、水、たんぱく質の制限が行われますが、特効薬となるような薬剤などはありません

かつては腹水を抜くためにお腹に針を刺して水を抜くのが一般的でしたが、感染症などの恐れから、現在は腹水を抜くよりも肝機能の回復を図ることを優先する傾向があります。

肝機能が回復すれば腎臓の機能も回復するのがほとんどですが、肝硬変が進行するなどして回復が望めない場合には、最終的には肝移植という手段になります。

肝腎症候群の原因と症状

肝腎症候群は、肝硬変など重度の肝機能障害によって引き起こされる合併症の一つで、急性の腎不全を起こす症状です。

代謝を行う肝臓と排泄を行う腎臓は、その働きに密接な関係があるので、肝硬変などにより肝機能が低下すると、連動して腎臓の機能にも影響が出やすい傾向があります。

肝硬変によって肝機能が悪化し、全身の血流に障害が出ると、腎臓への血液供給も不足します。腎臓の働きは、血液をろ過して老廃物を取り除くことですが、血流に障害が起こると腎臓は血液量を減らして尿の排泄を抑えようとします。人造のナトリウム排泄機能が低下し、尿浸透圧が高くなるため、お腹に体液が溜まる、いわゆる腹水が起こります。

肝機能がさらに低下し肝不全まで陥ると、腎臓の血流がさらに低下するため、ついにはまったく尿が出ない腎不全の状態に陥ってしまいます。

肝腎症候群の診断法

肝腎症候群は、肝疾患によって起きる急性腎不全ですが、急性腎不全そのものの診断を確定するには、血液中のクレアチニン尿素窒素の濃度を測定する血液検査が必要です。クレアチニン値は腎不全の程度や重症度を示す指標で、急性腎不全の場合、クレアチニン値が毎日連続して上昇します。クレアチニン値が高いほど、重度の腎不全であると推測されます。

また、尿の検査を行うことによって、腎不全の原因が肝硬変による腎臓への血液供給の不足なのか、それとも腎臓や尿路の障害によるものなのかを判別できる場合もあります。

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